今、通信制高校という選択
日本の高等学校には3つの種類があります。全日制高校、定時制高校、そして通信制高校です。 高等学校は義務教育の対象ではなくなりますので、進学するか否かは自由に選択できます。 ちなみに日本の「義務教育」というのは、小学校・中学校へ通うことを国から義務付けられている、という意味で捉えている人がとても多くいますが、 正確には子どもに教育を受けさせることを保護者に義務付けているのであり、間違った捉え方でおかしな意見を述べる人を時々見かけます。 正しい義務教育の解釈を今一度浸透させる必要があるように思います。
さて、その義務教育課程である中学校を卒業した後、大多数の子どもが高校進学を選択しています。 その中でも全日制高校が大きな割合を占めていますが、最近になって注目されているのが通信制高校です。 通信制高校は全日制や定時制とは大きく異なる点があります。それは、学校へ通って複数人で授業を受けるというスタイルではないということ。 これは、自分で毎日の時間のやりくりを決めることができるので、働きながら学習したい、夢や目標に向けての活動に重点をおきながら学習したい、という人には 嬉しいスタイルです。若くして将棋のプロ棋士になった人が、高校を通信制にして将棋と勉強を両立させたという例もあります。
このケースのように、将来の目標や夢に向かって時間の使い方を自由に設定できる通信制高校を選択する学生が増えています。 また、通信制高校の自主学習を支える通信制高校サポート校も同様に増加しており、通信制高校という選択肢への窓口を広げています。 もし、自分や子どもさんの進学で迷っている方は、ぜひこのサイトで通信制高校の仕組みを知り、検討してみてください。